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防犯お役立ち情報 -> 防犯カメラの設置基準

防犯カメラの設置基準

スーパーや量販店、デパート、商店街、遊園地、パーキングなど、最近はいたるところに設置されている防犯カメラですが、常に見知らぬだれかに見張られているというのは、だれだって気分の良いものではありません。

全国の鉄道会社では、かつては事件発生後にしか防犯カメラの映像を警察に提出していませんでしたが、現在は定期的に警察官に防犯カメラの録画映像を点検してもらうようになりました。

防犯対策という点ではとても役に立つカメラですが、個人のプライバシーや肖像権の保護という観点から、防犯カメラの設置に反対している方もおられます。

岐阜市では、公園や教育機関など約50ヶ所の市の施設に防犯カメラが設置してありますが、その設置の際にもプライバシーの問題からさまざまな議論があったようです。

その結果、今後 市が公共施設に防犯カメラを設置するときは、あらかじめ検討委員会で設置の必要性について審査をするということになりました。

また、設置する際には管理責任者の配置、防犯カメラの稼動を通行人に知らせる案内板の表示、画像の加工や漏えいの禁止などが義務付け、さらに第三者に画像を提供する際には市の個人情報保護条例に従って運用するということが決められたそうです。

岐阜市役所/岐阜市個人情報保護審議会及びその活動状況

岐阜市個人情報保護審議会 答申第13号(81KB)


これらは当たり前のようなことですが、現状は、このように防犯カメラの設置に対してきちんとした基準を設けている自治体は意外と少ないようです。

市民の安全な暮らしを守るために設置する防犯カメラであれば不気味な存在ではありませんが、地域住民が、安全で安心した生活を送るために防犯カメラが必需品になってきていること自体は何とかしたいものです。

最後に。
最近は防犯カメラを設置するマンションや戸建住宅も増えていますが、たとえ個人の責任で設置しているカメラであっても、プライバシーや肖像権への配慮を忘れてはいけません。

そして一言。
意外と費用のかかる防犯カメラよりも、この機会に、安価に設置できる防犯照明装置かってつくぞーはいかがでしょうか?

よろしくお願いいたします!

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